story

  • キアヌ・リーブスキアヌ・リーブス
  • ウィレム・デフォーウィレム・デフォー
  • ジョン・レグイザモジョン・レグイザモ
  • イアン・マクシェーンイアン・マクシェーン
  • ミカエル・ニクヴィストミカエル・ニクヴィスト
  • アルフィー・アレンアルフィー・アレン
  • エイドリアンヌ・パリッキエイドリアンヌ・パリッキ
  • ブリジット・モイナハンブリジット・モイナハン
  • ディーン・ウィンタースディーン・ウィンタース
  • デヴィッド・パトリック・ケリーデヴィッド・パトリック・ケリー
  • ケヴィン・ナッシュケヴィン・ナッシュ
  • 監督 / チャド・スタエルスキ監督 / チャド・スタエルスキ
  • 製作 / デヴィッド・リーチ,P.G.A製作 / デヴィッド・リーチ,P.G.A
  • アクション監督:スタント・コーディネーター / ダリン・プレスコットアクション監督:スタント・コーディネーター / ダリン・プレスコット
  • 音楽 / タイラー・ベイツ音楽 / タイラー・ベイツ
  • セット・デコレーション / スーザン・ボードセット・デコレーション / スーザン・ボード
  • 衣装 / ルカ・モスカ衣装 / ルカ・モスカ

CAST

プロフィール

フィルモグラフィー

あのキアヌが大復活

キアヌいい人エピソード特選

プロフィール

64年レバノン生まれ。トロントで育ち、TV番組やさまざまな地元の舞台作品に出演したのち、ロサンゼルスへ移った。ティム・ハンター監督の『リバース・エッジ』(86)に出演し、初めて幅広い層から称賛を浴びた。その後、89年のコメディ映画『ビルとテッドの大冒険』が大ヒット、その後シリーズ化される。親友の故リバー・フェニックスと共演の『マイ・プライベート・アイダホ』(91)ののち『スピード』(94)が世界的大ヒットを記録しトップスターの仲間入りを果たす。その後、日本でも社会現象となった『マトリックス』(99)が当たり役となり同作はその後2作のシリーズを出している。
その他の代表作にキャスリン・ビグロー監督の『ハートブルー』(91)、『ディアボロス/悪魔の扉』(97)、演技が高く評価された『ギフト』(00)、『コンスタンティン』(05)、『イルマーレ』『スキャナー・ダークリー』(06)、『地球が静止する日』(08)、『50歳の恋愛白書』(09)、製作も務めた『フェイク・クライム』(10)、ハリウッド版赤穂浪士の『47RONIN』(13)などがある。2013年、『キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー』で監督デビューを飾り、出演も兼ねた。待機作に、『Knock Knock』、『The Whole Truth』などがある。

filmography

1980's 『One Step Away』(85・未)、『栄光のエンブレム』(86)、『リバース・エッジ』(86)、『リンゼイ・ワグナーのヤング・アゲイン』(86・未)、『ドリーム・トゥ・ビリーヴ』(86・未)、『旅立ちの季節/プリンス・オブ・ペンシルバニア』(87)、『危険な関係』(88)、『ミッドナイトをぶっとばせ!』(88・未)、『パーマネント・レコード』(88・未)、『ビルとテッドの大冒険』(89)、『バックマン家の人々』(89)
1990's『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』(90)、『ラジオタウンで恋をして』(90)、『マイ・プライベート・アイダホ』(91)、『ビルとテッドの地獄旅行』(91)、『ハートブルー』(91)、『ドラキュラ』(92)、『から騒ぎ』(93)、『リトル・ブッダ』(93)、『カウガール・ブルース』(93)、『ミュータント・フリークス』(93・未)、『スピード』(94)、『JM』(95)、『雲の中で散歩』(95)、『チェーン・リアクション』(96)、『フィーリング・ミネソタ』(96)、『死にたいほどの夜』(97)、『ディアボロス/悪魔の扉』(97)、『マトリックス』(99)
2000's 『リプレイスメント』(00)、『ザ・ウォッチャー』(00)、『ギフト』(00)、『スウィート・ノベンバー』(01)、『陽だまりのグラウンド』(01)、『アニマトリックス』(03)(アニメ)、『マトリックス リローデッド』(03)、『マトリックス レボリューションズ』(03)、『恋愛適齢期』(03)、『メイヤー・オブ・サンセット・ストリップ』(03・未)、『コンスタンティン』(05)、『サムサッカー』(05)、『ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー』(2005)、『イルマーレ』(06)、『スキャナー・ダークリー』(06)(アニメ)、『地球が静止する日』(08)、『フェイク シティ ある男のルール』(08)、『50歳の恋愛白書』(09)
2010's『フェイク・クライム』(10)、『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』(12)、『シークレット・パーティー』(12・未)、『47RONIN』(13)、『キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー』(13)

あのキアヌが大復活! よしひろ まさみち(ライター)

今年2月、突然秋葉原や新宿に現れてニュースになったキアヌ・リーブス。常にボッチとか普通の人すぎるとか、いい人ぶりが話題になるハリウッドスターには希有な存在の彼。でも、ファンとしてはやはり『マイ・プライベート・アイダホ』のころの美貌と『スピード』や『マトリックス』などの超絶アクションを観たい! と思うのが常というもの(なのに近作は『47RONIN』……)。そんなキアヌ、50歳にしてファン目線回帰となるのが『ジョン・ウィック』だ。一言で言えば、ブチキレた元殺し屋のリベンジ劇。武術と銃の超絶テクを繰り出し、『パニッシャー』や『処刑人』みたいなクールで無敵のダークヒーローを演じている。かといってスーパーヒーローのように不死身ではなく、傷つき情に厚いところがキアヌらしい役回り。愛車と亡き妻から最後のギフトで贈られた愛犬の命を奪われたからって、ロシアンマフィア皆殺しって!? 設定が可愛すぎるんですけど!

愛される理由がここにある!キアヌいい人エピソード特選

①気付かれなくても怒らない ドラマ撮影の打ち上げ会場に着いたものの、SPに本人だと気付かれず、会場に入れなかった。しかもそこで声を荒げるわけでもなく、お外でずっと待っていた。
②地下鉄のヘビーユーザー 幼少から乗り慣れているという地下鉄では一人で普通に乗っている目撃情報多数。妊婦に席を譲る姿が動画サイトにアップされ、いい人っぷりが話題に。
③ボッチフィギュア 公園のベンチで一人昼食を食べる姿がパパラッチされ、以来“ぼっち”として話題に。3Dプリンタでフィギュア化(Amazonで購入可能)される。ここから派生してファンの間で6/15をキアヌの日と制定された。
④ハリウッドでも折紙付のいい人 サム・ライミ、レイチェル・ワイズ、リチャード・リンクレーター、ケネス・ブラナーなどハリウッド著名人からもその人柄の良さを讃えられている。
⑤大のラーメン好き 来日の際には必ず立ち寄るラーメン店がいくつかあるほどのラーメン好き。ある店ではキアヌシートとしてキアヌが座るお席がプレミア化しているとの噂も。

ジョンの良き理解者にして凄腕暗殺者

ウィレム・デフォー [マーカス]

『プラトーン』(86)『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(00)で米アカデミー賞®に2度ノミネートされ、ゴールデングローブ賞にも1度ノミネートされている。そのほか、主な出演作に『処刑人』(99)、『スパイダーマン』(02)、『ファインディング・ニモ』(03)、『アビエイター』(04)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)など。『パリ、ジュテーム』(06)では諏訪敦彦監督作品にも出演。

ジョンと旧知のカタギの車修理店主

ジョン・レグイザモ [オーレリオ]

『3人のエンジェル』(95)でゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネートされる。主な出演作に『カリートの道』(93)、『ロミオ&ジュリエット』(96)、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』『悪の法則』(13)、3D映画『ウォーキング with ダイナソー』(13/声の出演)、などがある。

ニューヨーク裏社会を取り仕切る影の帝王

イアン・マクシェーン [ウィンストン]

米HBO放送の「デッドウッド ~銃とSEXとワイルドタウン」(04~06)で、05年度ゴールデングローブ賞TVドラマ部門最優秀男優賞を受賞。「ピープル」誌から“TV界でいちばんセクシーな悪役"に選ばれた。映画の近作は『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(11)の海賊黒ひげ役、そのほか『スノーホワイト』(12)、『ジャックと天空の巨人』(13)、『ヘラクレス』(14)など。

NYを拠点とするマフィアのボス

ミカエル・ニクヴィスト [ヴィゴ・タラソフ ]

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)で、トム・クルーズと共演、「ミレニアム」三部作(09)で、ノオミ・ラパスと共演し、型破りな記者ミカエル・ブルムクヴィスト役を演じる。その他『ディス・コネクト』(12)、『エウロバ』(13)、『間奏曲はパリで』(14・未)など。

虎の威を借るバカ息子

アルフィー・アレン [ヨセフ・タラソフ]

米TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記」(11)で、世界的に注目を集めた。その他『SoulBoy』『The Kid』(10)に出演。さらに12年、英国のサスペンス『Confine』に出演している。

マルチな戦闘力を発揮する女性殺し屋

エイドリアンヌ・パリッキ [ミズ・パーキンス]

主な出演作に米NBC放送の「Friday Night Lights」の52エピソード(06~11)で高い評価を受ける。主な出演作は「ヤング・スーパーマン」(04)、『レッド・ドーン』(12)、『G.I.ジョー バック2リベンジ』(13)。

ジョンの最愛の妻

ブリジット・モイナハン [ヘレン]

『コヨーテ・アグリー』(00)で注目を集め。以後数々の大ヒット作に出演。主な出演作に、『リクルート』(03)、『アイ,ロボット』(04)、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(11)など。

マフィアの敏腕弁護士

ディーン・ウィンタース [アヴィ]

主な出演作はTVシリーズ「OZ/オズ」(97~03)、「SEX AND THE CITY」(99)、「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」(08~09)、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」(99~14)。映画では『P.S. アイラヴユー』(07)など。

殺し屋対応専門の裏掃除屋

デヴィッド・パトリック・ケリー [チャーリー]

主な出演作は『48時間』(82) 、『コマンドー』(85) 『マルコムX』(92)、『ラストマン・スタンディング』(96)、『光の旅人 K-PAX』(01)、『ロンゲスト・ヤード』(05)、『父親たちの星条旗』(06)など。

クラブ“レッド・サークル”のセキュリティ

ケヴィン・ナッシュ [フランシス]

WWF、WWEなどで90年代から活躍する巨漢レスラー。映画作品では『パニッシャー』(04)、『ロンゲスト・ヤード』(05)、『ロック・オブ・エイジス』『マジック・マイク』(12)などがある。

Staff

監督 / チャド・スタエルスキ

多くの大作でアクションを手がけるアクション伝道師。アクション/スタントコーディネーターとして『マトリックス リローテッド/レボリューションズ』(03)、『コンスタンティン』(05)、『300』(06)『トロン:レガシー』(10)『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)ほか。第二班撮影監督として『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(11)、『エクスペンダブルズ2』(12)ほか。スタントとして『マトリックス』(99/スタントダブル:ネオ)、『Mr.&Mrs.スミス』(05)ほか。

製作 / デヴィッド・リーチ,P.G.A.

スタエルスキと共に多くのアクションを世に送り出す。アクション/スタントコーディネーターとして『ウルヴァリン: X-MEXゼロ』(09)、『トロン・レガシー』(10)『ニンジャ・タートルズ』『ジュピター』(15)ほか。 スタントとして『オーシャンズ11』(01)、『マトリックス・レボリューションズ』(03)、『トロイ』(04)ほか。

アクション監督:スタント・コーディネーター / ダリン・プレスコット

『ボーン・スプレマシー/アルティメイタム』(04/07)で数々の賞を受賞。主な作品に『インデペンデンス・デイ』、『マトリックス リローデッド/レボリューションズ』(03)、『スパイダーマン3』(07)がある。

音楽 / タイラー・ベイツ

ハリウッドで引っ張りだこのヒットメイカー。主な作品は『300<スリーハンドレッド>』(07)、『地球が静止する日』(08)、『ウォッチメン』(09)、『スーパー!』(10)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)など。

セット・デコレーション / スーザン・ボード

『ブロードウェイと銃弾』(94)でアカデミー賞®美術賞ノミネート。主な作品に『ビッグ』(88)、『フォーガットン』(04)、『メン・イン・ブラック3』(12)、『アメイジング・スパイダーマン2』(14)など。

衣装 / ルカ・モスカ

主な作品は『ハムレット』『ガール ファイト』(00)、『バンテージ・ポイント』『ラスベガスをぶっつぶせ』(08)、『パワー・ゲーム』(13)など。本作のキアヌのスーツはルカオリジナルの仕立てである。