- 伝説の殺し屋 ジョン・ウィック/コードネーム:ブギーマン
かつて殺し屋界を震撼させた伝説の殺し屋。現役時代の主な仕事は”殺し屋を殺すこと”。最強の名を欲しいままに、数々の伝説を残したが、ある時、愛を知り現役引退を決意。引退の条件に突きつけられた”絶対に不可能なミッション”を完遂し、見事殺しのない普通の暮らしを手にいれる。平穏な日々もつかの間、愛する妻が病に倒れ死別。遺された愛犬をマフィアに殺されたことをキッカケに、また裏稼業に引きずり戻されてしまう。
KEANU REEVES キアヌ・リーブス64年レバノン生まれ。トロントで育ち、TV番組やさまざまな地方の舞台作品に出演したのち、ロサンゼルスへ移った。89年のコメディ「ビルとテッドの大冒険」が大ヒット。その後シリーズ化される。親友の故リバー・フェニックスと共演の『マイ・プライベート・アイダホ』(91)の後、『スピード』(94)が世界的な大ヒットを記録。その後、『マトリックス』(99)が大ヒットし、シリーズ化される。その他、『ディアボロス/悪魔の扉』(97)、『コンスタンティン』(05)、ハリウッド版赤穂浪士の『47RONIN』(13)に出演。『キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー』(14)では監督デビューを飾り、出演もしている。近年では『ジョン・ウィック』(15)、『砂上の法廷』(16)などに出演。
- 野望に燃えるイタリアン・マフィア
かつてジョンが殺し屋業界を引退するために課された実現不可能とされたミッションを助けた過去を持つ。その時の”血の契約”で、ジョンには1度だけどんな仕事も依頼でき、今回の騒動の火付け役となる。
RICCARDO SCAMARCIO リッカルド・スカマルチョ79年イタリア生まれ。ローマの国立映画学校で演技を学んだ後、映画、演劇やテレビなど幅広く活躍している。『輝ける青春』(05)で映画デビュー、イタリアで大ヒットとなった『野良犬たちの掟』(05・未)にも出演する。その他、ウディ・アレン監督の『ローマでアモーレ』(13)、ポール・ハギス監督の『サード・パーソン』(14)などにも出演。
- 静寂に生きる忠義の殺し屋
ダントニオの側近であり番犬。言葉は発せず、手話でコミュニケーションをとる美しき殺し屋。手話だけで多くの部下を操る統率力を持ち、忠義心に厚く、与えられた仕事に命を賭ける。
RUBY ROSE ルビー・ローズ86年オーストラリア生まれ。ヴィクトリア郊外、タスマニア等を点々とし、メルボルンに移る。アメリカドラマの「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(シーズン3)」(15)の演技で注目を集めた。『バイオハザード:ザ・ファイナル』(16)、『トリプルX:再起動』(17)などに出演する他、モデル、ミュージシャンとして活躍しながら、多くの慈善事業を熱心に支持している。
- ジョンと旧知の車修理店主
ジョンとは古くからの付き合いで、ジョンのことを何かと気にかけてる車修理工場の店主(表の顔)。車の修理の腕と車に関する情報網はピカイチで、何度もジョンを助ける。
JOHN LEGUIZAMO ジョン・レグイザモ『3人のエンジェル』(95)でゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネートされる。主な出演作に『カリートの道』(93)、『ロミオ&ジュリエット』(96)、『悪の法則』(13)、3D映画『ウォーキング with ダイナソー』(13/声の出演)『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(14)などがある。
- 復讐に燃えるボディガード
心・技・体を兼ね備えたエリート殺し屋。世界的犯罪集団を牛耳る12人の主席の内の1人の側近兼護衛をまかされる凄腕。ジョン・ウィックとも互角に渡り合う実力者で、彼とは旧知の仲である。
COMMON コモン72年シカゴ生まれ。92年、ミュージシャンとしてデビュー。その後コモンへと改名し、オスカーにノミネートされた『グローリー/明日への行進』(15)では主演を果たすとともに、主題歌である「Glory」でジョン・レジェンドとともに、アカデミー賞®とゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を受賞。その他出演作に『スーサイド・スクワッド』(16)などがある。
- 巻き込まれ型ロシアン・マフィア
パート1で非業の死を遂げたロシアン・マフィアのドン・ヴィゴの兄弟。甥っ子がジョンの車を盗んでしまったことから、やむなくその車を保管。とばっちりでジョンに襲撃を食らってしまう。
PETER STORMARE ピーター・ストーメア53年スウェーデン生まれ。王立劇場に所属し、イングマール・ベルイマンが出演した「ハムレット」「リア王」などに出演、88年には東京グローブ座で「ハムレット」の舞台に立ち、舞台演出家としても活躍。映画では『ファーゴ』(96)、『ビッグ・リボウスキ』『アルマゲドン』(98)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)などに主演。
- 殺し屋の世界を仕切る影の帝王
表の顔はコンチネンタルホテルのオーナー。裏の顔は殺しや組織の代表。NYを拠点に世界中の殺し屋をサポート。ジョンの良き理解者。規律を重んじ。ルール違反者には重い処分をくだす。
IAN DAVID McSHANE イアン・マクシェーン42年イギリス生まれ。王立演劇学校で学び、在学中に映画デビューを果たす。米HBO放送の「」デッドウッド 〜銃とSEXとワイルドタウン」(04〜06)で、05年度ゴールデングローブ賞TVドラマ部門最優秀男優賞を受賞。映画では、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(11)の黒ひげ役の他、『スノーホワイト』(12)、『ヘラクレス』(14)に出演。
- 鳩を愛する情報王
かつてジョンに命を狙われ傷を負うが、命だけは救われた元凄腕の殺し屋。殺し屋業界からは引退し、どこにも縛られない独立した組織を形成している。普段はなぜかホームレスの格好をしてアフター5で普通の服装に戻るという潜伏型活動を行う。鳩を使って莫大な情報を扱うネットワークを持つ。
LAURENCE FISHBURNE ローレンス・フィッシュバーン61年ジョージア州生まれ。フランシス・フォード・コッポラ監督の『地獄の黙示録』(80)に出演し注目される。その後『カラーパープル』(85)、モーフィアス役として有名な『マトリックス』(99)シリーズ、『ミスティック・リバー』(04)に出演。近年では、『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(16)、『パッセンジャー』(17)がある。
- 心優しきローマの覇者
世界の至る所に存在する殺し屋組織コンチネンタルの本店、ローマを取り仕切る御老公、コンチネンタルローマのオーナー。かつてのジョンをよく知っており、今も目にかけている。
FRANCO NERO フランコ・ネロ1941年イタリア生まれ。1964年に映画デビューし、マカロニ・ウェスタンなどを中心に、100本以上の映画に出演している。『続・荒野の用心棒』(66)にジャンゴ役で出演。その強烈なキャラクターで強い印象を残した。
- 監督 チャド・スタエルスキ Director / CHAD STAHELSKI
前作『ジョン・ウィック』(15)で監督を務め、大作アクション映画に数多く関わるアクションの伝道師。アクション/スタントコーディネーターとして『マトリックス リローテッド/レボリューションズ』(03)、『300<スリーハンドレッド>』(07)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)ほか。スタントとして『マトリックス』(99/スタントダブル:ネオ)ほか。
- 製作総指揮 デヴィッド・リーチ,P.G.A Exective Producer / DAVID LEITCH,P.G.A
前作『ジョン・ウィック』(15)のプロデューサーであり、スタエルスキと共にアクションの新たな道を開拓するパイオニア。アクション/スタントコーディネーターとして『ウルヴァリン:X-MENゼロ』(09)、『ジュピター』(15)ほか。スタントとして『マトリックス レボリューションズ』(03)、『スパイダーマン3』(07)ほか。『デッドプール』続編の監督も決まっている。
- 脚本・キャラクター原案 デレク・コルスタッド Written by / Based in charactors created by / DEREK KOLSTAD
前作『ジョン・ウィック』(15)で新たな殺し屋を世に送り出し、新たなアサシン伝説の生みの親。主な作品に、『ASSASIN アサシン』(12・未)『マキシム・ブロウ』(13)ほか。
- 音楽 タイラー・ベイツ Music by / TYLER BATES
今ハリウッドで引っ張りだこのヒットメーカー。主な作品は『300<スリーハンドレッド>』(07)、『地球が静止する日』(08)、『ウォッチメン』(09)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)、『ジョン・ウィック』(15)ほか。